メンタルクリニックに通っている精神保健福祉士の日記


by tanpopo77m
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塚本さん、そして視覚障害、精神障害

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昨日は、タンポポで塚本さんのライブを開きました。塚本さんとは十年前くらいに岡精連が彼を呼んで、その時からの知り合いです。お友だち、と言いたいところですが、遠慮して「知り合い」としておきます。(笑)
昨日、岡山駅まで迎えに行き、笑顔で堂々と歩いてこられる塚本さんをお出迎えしました。以前と比べて何と言ったらいいか、余裕があり、「幸せ」の香水をまいているような印象を受けました。きっとお幸せなのでしょう。
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塚本さんのような方は私の知る限り、岡山にはいない。
精神病を患い、その中で、国を相手にものを言い、しかもそれは自分だけのことだけでなく、精神障害者、そして他の障害をもつ方々と協力し、運動をされている。すごいなあ、と思います。
自分の病気、障害、暮らしでいっぱいいっぱいの方が多いです。
塚本さんは、昨日、「国は七万二千人言っているけど、実際はその倍はいる」と言われていました。
そうなったのは国の責任だ、とも言われました。七万二千人というのは、社会的入院の人数です。
今も精神病院に入院している人をそのままにして、精神病院で死んでほしくない、と私も思います。
病気が治っているのに、退院に向けて働きかけなかった病院も悪い。政策も悪い。そしてその被害者は精神病院に二十年、三十年させられている方々。
いろんな行動の仕方があると思うけど、塚本さんは「唄」を通じ、そして活動をしながら現在の日本の精神障害者がおかれている状況を変えようとしている。
私は無力だけれど、私も自分の考えを行動に起こしたいと思う。
塚本さん、これからもよろしくお願いしますね。
話は変わりますが、京都から来て下さった視覚障害者でもある山川さんを、今朝岡山駅まで送り、四国行きの電車の席までお見送りした。
山川さんは全盲のようだったが、何らそれを感じさせない。私は、ある意味、「知らない」とは恐ろしいことだと思った。恥ずかしくも思った。視覚障害者である山川さんは、どこへでも一人で行かれる。エスカレーターも何もかも難なくこなされる。ただ、必要なサポートだけは要求されるので、それのみ回りの人はすればいい。もちろんパソコンも使われ、パソコンを使って仕事もされている。「障害」とは何なのかな、と考えさせられた。
「精神障害者」と言われる人は、見るからにそういう方もおられる。また、そういう風にみられる行動をする方もいる。一方で、「精神障害」など感じさせない方もいる。身体障害と違い、一般の方々にはわかりにくいこの障害、人々の誤解や偏見を取り除くためには、精神障害者自身のあり方も大事だと思った。
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by tanpopo77m | 2009-08-21 19:30 | 日記