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メンタルクリニックに通っている精神保健福祉士の日記


by tanpopo77m
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半生

先週、知人のお別れの会に行った帰り、新幹線の中で半生を振り返った。

別の生き方もあったかもしれない。

でも、これで良かったと思う。

四月にはとてもお世話になって、心の支えになってくれた谷中先生の偲ぶ会がある。

谷中先生は、人生ほとんどを精神障がい者のために尽力された。

心が折れそうな時、時々電話して声をきいた。

声を聞くだけでほっとしたものだ。

天国に召されてしまったけれど、ご病気になられてからは苦しかっただろうから、今は痛みや苦しみから解放されて、きっと天国で好きなお酒をきれいな女性といっしょに飲んでおられることだろう。

谷中先生、いつか私もそちらに行きます。

その時はまたお仲間に加えて下さいね。

あっ、、、。私は天国に行けれないかもしれないですね。

いけないこと、いくつもして来たから。

今から改心したら、間に合うかなあ。

# by tanpopo77m | 2013-02-28 00:45 | 日記

2013

2013年、初投稿です。本年もよろしくお願いいたします。
最近はフェイスブック 
https://www.facebook.com/mari.yasuda.31?sk=wall
へ書くことが増え、久々のmari's dialy です。
 

それは 涙の結晶で できていたのだ
 
それは また 死への畏れから  逃れるように 生きていたのだ

こころの 穴を 埋めるかの如く  
  
なにものかに 心を奪われていないと 成り立たないのだ

生きているということは 死に向かって 一歩ずつ歩んで往く 短くも 儚く

一篇の小説を 綴るものでは なかろうか

筆を 置いた時 幕は 降ろされる

微笑んで その時を 迎えるために 

今日も 畑の大根を 食し

明日も  はたを楽にしようと 寄り添う

ほんとうのところ 楽にさせてもらっているのは 私だと知りながら
            

     

  
# by tanpopo77m | 2013-01-22 22:21 | つたない詩

1993 あすなろのうた

岡山の田舎で 6人兄弟の末っ子として 僕は生まれた
近所の子と毎日のように 川に入り 山の中を走り回った

二十歳の誕生日が近づいた頃だったろうか
眠れない日々が続き それからだんだんと僕の人生は変わっていった

僕は初め 囲いの中で生活した
病院という壁の向こうの社会で

十年がたち 山が青く輝く季節 僕はようやく囲いから出て アパートでの新しい暮らしを始めた
やっと手に入れた自由
でも僕を雇ってくれる会社はなかった

── 中略 ──

顔から流れる汗を タオルで拭いながら 僕は考えた
このせっけんを使ってくれるのは どんな人だろう

きっと 心のやさしい人
つつましい暮らしをしている人
人を愛し 自然を愛している人
その人は 洗濯をしながら思うだろうか
せっけんを作った人のことを

せっけんを作ったのは 僕たち
せっけんを作ったのは 僕たち

── 中略 ──

せっけん工場ができたなら 
僕は風を切って 自転車をこぎ、毎朝せっけん工場に通うだろう
働く喜びを 身体いっぱい 感じたいから

── 中略 ──

精神分裂病 そううつ病・・・・
わけのわからない病名に 私もみんなも惑わされ
大事なことを忘れてしまう

私は患者・・・・そう、医者からみれば
だけれど、それより前に一人の人間
ヒトとして生まれ ひととして育ち 人として暮らす

私は 私の このかけがえのない人生を 希望をもって 生きていきたい
── 後略 ──

 
# by tanpopo77m | 2012-12-25 15:39 | つたない詩

躁うつ病Ⅱ型

病とは不思議なものだ
メンタルの病は病気とプラスして障がいをもつことが多く、生きづらくなる

私は何度も勝手に家を出て、一人暮らしをしたりしてきた。

仕事などの過度のストレスにより、発病したと思っている。

病気になって多くのことを学んだ。

本当の当事者の人の苦しみや困難を、わかっていた気になっていただけだ

人の苦しみなど容易にわかるものではない。

精神保健福祉士として働いている時に、病気になった私は、やっと今頃
人の人生に寄り添うことができるようになった気がする。

年をとるのは誰しも嫌だろうが、新しい気付きもある。

今、みんなが必要としているものは何だろう。
みんなの声を聞き取りながら、ニーズに添ったことをやっていきたいと思う。
# by tanpopo77m | 2012-12-24 21:45 | うつ
私が子どもの頃、山からモミの木を切ってきて、ツリーを飾った。
リコーダーを吹いたり、歌を歌ったりして、家族と楽しんだ。
わくわくしながら、布団に入る。

目が覚めると、枕元には絵本と駄菓子が入った袋。

私が大人になり、子ども達のために準備したのはやっぱり絵本だった。
3人の子ども達は寝る時、「これ読んでー」と頭をくっつけてひとつ布団に入ったものだ。
中学生のころまで、サンタクロースを信じていているふりをしてくれていたな。

今日はシングルベルではないけれど、子ども達はそれぞれのお相手といっしょ。

私はと言えば、腹痛と吐き気に朝から悩まされ、お粥とポカリ。

高価なプレゼントはいらない
ごちそうもいらない

なんか家族のぬくもりが ほしいな


気がつけばクリスマスイヴ_c0093850_20104452.jpg

# by tanpopo77m | 2012-12-24 18:57 | 日記